国際情報

国際相互承認協定（MRA/MLA）

試験所や認証機関等の適合性評価機関の認定を行う機関が、他国の認定機関と同様に信頼できる認定を行う能力を持つことを、お互いに認め合うことを「国際相互承認」といいます。これにより、認証を受けた製品や認定された試験所が発行した試験成績書等の国際的な信頼性が高まることで、輸出が促進される効果が期待されます。

国際相互承認は、各国の認定機関及びその関連機関の国際組織であるIAF（国際認定フォーラム）やILAC（国際試験所認定協力機構）、地域組織であるAPAC（アジア太平洋認定協力機構）などにおいて行われています。認定機関が国際相互承認に署名するには、国際相互承認を締結している認定機関に所属する評価員により構成されたチームから、当該認定機関がISO/IEC 17011（認定機関に対する要求事項）に適合しているか、定期的に評価を受ける必要があります。

IAF

IAFは、マネジメントシステム、製品、サービス及び要員等の認証機関を認定する認定機関等による国際的な組織です。各国の認定機関がお互いの認定能力を評価し認めることにより、他国の適合性評価結果の受入れを推進することを目的としています。

JASaffは製品認証分野について、2023年8月7日付けでIAF MLAに署名しています。IAF MLAメンバーリストはIAFホームページをご覧ください。

APAC

IAF及びILACの地域グループのひとつであるAPAC は、アジア太平洋地域の認定機関の協力組織です。APACが実施した国際相互承認における評価結果は、IAF又はILACでも受け入れられる仕組みとなっています。

JASaffは製品認証分野について、2023年7月21日付けでAPAC MRAに署名しています。APAC MRAメンバーリストはAPACホームページをご覧ください。

加盟機関

JASaffが相互承認協定に加盟している国際機関（外部サイトが開きます）。